2017年10月27日

昔は歯槽膿漏と言われていましたが、最近では歯周病もしくは歯周疾患などと呼ばれています

歯周病は、口の中に存在する歯周病原菌が歯と歯肉の間に入り込み、歯を支えている組織に炎症を引き起こし、病気が進行すると歯が抜けてしまう病気です。

歯をなくす原因のno.1であります
日本人の約50%の人たちが歯周病で歯を失っています
初期症状のうちは、自覚症状がほとんどありません
高圧蒸気滅菌器
静かに進行していく為、気付かないうちに悪化しやすく、内臓疾患へ発展することもあります歯周病の進行度合は、ポケット(歯と歯肉の溝)の深さを測定する事により判断する事ができます。ポケットが深ければ深いほど歯周病は進行しています。その進行したポケットの中に歯周病菌がひそんでおり、歯肉を腫らすとともに、徐々に歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かします。

歯周病菌はお口の中だけに留まらず、全身にも関係していることがわかっています。歯周病菌が血液を介して全身をめぐることで、心臓病や脳梗塞、糖尿病などの全身疾患を引き起こすケースがあるのです。また、糖尿病の患者様は免疫機能の低下により、歯周病が進行しやすくなっているので、とくにお口のケアに注意が必要です。

「歯肉炎」と「歯周炎」は、「歯周病」を段階分けしたときの名称です。「歯肉炎」とは歯周病のなかでも軽度の症状で、歯ぐきだけが炎症を起こしている状態です。この段階ならば、きちんとしたブラッシングと歯科医院でのクリーニングにより治癒が期待できます。一方、「歯周炎」は、炎症が歯ぐきを含め顎の骨にまで達している状態で、歯肉炎よりも症状が進んでいるため、より専門的な治療が必要になります。
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プラークコントロール
歯周病の予防・治療ともに重要なのは、プラークコントロールです。歯周病の原因となる歯垢(プラーク)の増殖を抑えるのが目的で、正しいブラッシングや、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使います。

スケーリング
毎日のブラッシングで取り残してしまうプラークや、ブラッシングでは取り除くことができない歯石を除去し、再び付着しづらくするように処置する治療法です。歯周病になると歯周ポケットが深くなり、そこにたまったプラークが病気を進行させていきます。スケーリングをすることによって歯ぐきの炎症が治まり、歯周ポケットも浅くなるので、症状の改善が期待できます。



Posted by risa at 15:10│Comments(0)
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