2017年11月01日

歯面に付着した歯石を専用の器具(超音波スケーラー、手用スケーラー等)で除去します

歯周病は歯槽膿漏とも、呼ばれている歯肉の病気で,成人のほとんどは歯周病にかかっているといっても過言ではありません。歯を失う原因はムシ歯よりも多いと言われ,知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる病気です。磨き残しなどによる歯垢(プラーク)の中には歯周病菌が増殖、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊し、歯を失ってしまうのです。おもな原因は歯垢(プラーク)ですが、糖尿病などの全身の病気やタバコを吸うなどの生活習慣 が、歯周病をひきおこしたり悪化させる原因にもなっています。
電気歯髄診断器
歯周病の特徴
朝起きたとき、口の中がネバネバする。
ブラッシング時に出血する。
口臭が気になる。
歯肉がむずがゆい、痛い。
歯肉が赤く腫れている。 (健康的な歯肉はピンク色でひきしまっている)
かたい物が噛みにくい。 
歯が長くなったような気がする。
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に 隙間がでてきた。
このような症状がひとつでもある人はある程度の差はあれ、歯周病の可能性があります。心当たりがある方は、検査を受けることをおすすめします。
エアースケーラー
具体的な治療
治療方法
ブラッシング
毎日のブラッシングで歯垢をとり除くことが歯肉炎や歯周炎の治療の第一歩になります。正しいブラッシングでないと症状が改善するどころかかえって知覚過敏がでることがあります。正しいブラッシング方法を身につけることが大切です。

歯石除去(スケーリング)
歯面に付着した歯石を専用の器具(超音波スケーラー、手用スケーラー等)で除去します。歯石は歯ブラシでは取り除けません。歯科医院で取り除いてもらうしかありません。定期的に除去してもらうことが健康な歯ぐきを保つことにつながります。

スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
歯周病が進行していくと、歯石も奥深く入りこんでいきます。奥まで入り込んだ歯石に関しては同じような器具を用いますが、深い部分の歯石を取り除きさらに表面をつるつるにして歯石がつきにくくする処置をします。



Posted by risa at 16:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。